レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、第2戦アルゼンチンGP決勝でのスリップダウンは“予想外”と語っている。
ポールポジションから決勝レースをスタートしたマルケスは、1周目で2番手以下に約1秒以上の差をつけ、独走態勢に持ち込もうとした。
しかし、マルケスは4周目に2コーナーでスリップダウンを喫し転倒。再スタートを試みるが、マシンのダメージが大きく、そのままリタイアとなった。
「バイクは本当にいい感触だった」とマルケスは語り、次のようにレースを振り返った。
「ウォームアップで大きな改良を加えたんだ。セットアップを変えてバイクがとても快適になり、力強く走ることができた」
「(決勝での)転倒は予想外だった。小さなミスをしたに違いないだろう」
この転倒によりノーポイントでレースを終えたマルケス。怪我はなかったものの、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスとのポイント差は37ポイントと大きく開いてしまった。
「幸いにも僕は無事だった。だけど、すべてがうまくいっていたから、このミスは失望してしまう」
「何にしても、次のレースを考えなければならない」