トップへ

運転できない人を助手席に乗せた時にイラつくこと 「絶えまないおしゃべりで運転の邪魔」「困っていても座ったまま」

2017年04月10日 07:12  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

急に思い立ち、数日前から教習所に通っている筆者。これまでの人生、車の運転というものとは無縁だったため、ずいぶんと無知だったなァと反省するところもある。

先日の発言小町で、運転できない人を助手席に乗せるとイラつく、という内容の投稿があった。投稿者は免許を持たない友人をよく車に乗せて出掛けるが、「あまりの気の利かなさに驚く」のだという。(文:みゆくらけん)

「後ろを見ていてほしい」と言ったら、ぶつかるのを黙って見ていた

たとえば道に迷った場合、「こっちは運転してるんだから地図を見るなりスマホで検索するなりまわりの景色を見て目標物を探すなりしてほしい」と感じる投稿者に対し、友人はまったく知らん顔。他にも「絶えまないおしゃべりで運転の邪魔をする」「勝手に寝る」「左後方を見にくい時にも見てくれない」など。狭い駐車スペースに苦労してバックしていても、外に出て誘導せずじっと座ったままだったという友人。

「一度『後ろを見ていてほしい』と言ったら、ぶつかるのを黙って見ていた。なんでストップと言ってくれないのか理解できない」

と呆れる投稿者。「わからないなら仕方ないけど、それならせめて荷物になりきって後部座席でおとなしくしていてほしい」と訴える。

正直、この投稿を読んで耳が痛くなった筆者。運転できない人間にとっては、運転する人の「してほしいこと」がわからない。それに加え、そこまで集中して運転しているとは知らなかったものだから、ついつい気が利かない行動・運転を邪魔する行為をしていたように思う。

ただ、この投稿へ付いたコメントは「運転しない人は概ねそんなもん」というものがほとんど。「免許のない人に要求しすぎ」という声も多く、

「運転した事のない人に運転手の苦労を察してもらうのは難しい。簡単に運転してると思っているので」

という意見も。いや、本当まさにその通りで、楽勝で運転してると思っていました!「無免許で誘導なんて危険だしおこがましい」という声もあったが、そもそもどのタイミングで何をどう伝えれば良いのかすらわからない。

免許がない人にも「他人の車に乗る時の心得」を教えてあげた方がいい?

しかし中には、投稿者のイライラする気持ちがよく理解できるという人も。

「投稿者さんの気持ち、よくわかります!私も『もう少し気を使えよ(笑)』って心の中で何度となく思うもの」
「タクシーじゃないんだからって言いたくなります」
「そんな人を助手席に乗せちゃいけません。運転中に必要ないのにごちゃごちゃ話しかけてくる人には『事故るから黙って』と喋らせません」

あァ、本当に申し訳ない。何も気にせず話しかけていました。その方がお互い楽しいかなと思って。「本当に免許がない方って全く参加してこないですよね」という声にもただただスイマセンという思い。「運転する側になって初めてわかる」ことが多すぎるのです……。今まで乗せてくれてた人たちに謝りたい。ていうか、免許がない人間にも「他人の車に乗る時の心得」の義務教育を受けさせてほしかった。

あるドライバーは、運転中に同乗者に絶対にやめてもらいことがあるという。

「興味をひく何か、建物とか看板とかを見ると、『あ!』と大声を出すこと。飛び出しか何かだと思って肝を冷やします」

確かにコレは危ない。今後、誰かの車に乗せてもらう時には本当に気を付けよう。っていうか、早く免許を取ろう。若い子だらけの中、35歳の教習所通いはちょっとツライけど頑張ろう(27日間でコース組んだらキツイこと!!!)。