2017年F1中国GP決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは14位、ランス・ストロールはリタイアだった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=14位
あらゆることがうまく行かず、残念な一日になった。スタートではホイールスピンをさせすぎたし、ドライタイヤを履いてセーフティカーの後方を5周走っているうちに、タイヤがすっかり冷え切ってしまった。そうなるともう、氷の上を走っているような感じで、とてもまともにドライブができなかったんだ。そこがこのレースの最悪の局面で、僕はかなりのタイムとポジションを失った。
その後、何人かを抜き返せる可能性に賭けて、リスクを承知の上で他のドライバーたちよりも先にピットに入ったけど、結果として順位は変わらなかった。オーストラリアでの開幕戦と、ここの予選でのパフォーマンスを再現できるように努力を続ける必要がある。もう今日のことは忘れて、次のバーレーンのことだけを考えるよ。
ランス・ストロール 決勝=リタイア
ターン10で後ろからヒットされ、そこで僕のレースは終わりになった。あのコーナーでは明らかに僕の方が前にいて、優先権があったはずだし、いずれにしてもターンインしないわけにはいかなかった。ヒットされたことでクルマも壊れていた。おそらくパンクだけではなく、サスペンションにもダメージがあったと思う。
今日はこういう結果に終わったが、週末を通じてみればポジティブなこともいくつかあった。レースは望んだような展開にはならなかったけど、予選はかなり良かったからね。まだシーズンは始まったばかりで、これからチャンスは何度も訪れるはずだ。来週末のバーレーンでのレースを楽しみにしているし、もう今日のことは忘れてしまおうと思っている。