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ペレス「ストロールが全然スペースを残そうとせず接触事故に」:フォース・インディア F1中国日曜

2017年04月10日 05:31  AUTOSPORT web

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2017年F1第2戦中国GP セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
2017年F1中国GP決勝で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは9位、エステバン・オコンは10位だった。

■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=9位
 レースをエンジョイした上に、またポイントを持ち帰ることができてうれしいよ。スタート直後は、ちょっと難しい状況に陥った。スタートで大失敗をして、ターン1までに5、6台に抜かれていたんだ。クラッチをつないだ時にホイールスピンをさせてしまってね。1周目のうちにいくつか順位を取り戻したものの、今度はターン10で(ランス・)ストロールと接触してタイヤがパンクした。彼は全然スペースを残そうとしなかった。たぶんインサイドにいた僕が見えていなかったのだと思う。

 ドライタイヤに履き替えたタイミングは完璧で、スーパーソフトを選んだのも正しい判断だった。おかげでタイヤ交換直後からいいリズムに乗れて、(フェリペ・)マッサと(ダニール・)クビアトをオーバーテイクできた。戦略に関しては、あとから振り返ってみれば、もう少しうまくやれたかもしれないと思うのが常だけど、今日はこのクルマのペースに相応しい順位でフィニッシュできたと思う。今回もまた、チーム全体にとって素晴らしい成績を残せた。そして、12戦連続のポイント獲得は本当に見事な業績だ。

エステバン・オコン 決勝=10位
 レースをトップ10でフィニッシュしたのだから、うまくリカバリーできたと思う。ただ、自分ではあと2つくらいは上の順位を取れたかもしれないとも感じている。僕らは正しい戦略を選び、適切なタイヤでレースをスタートした。ところが、僕とチームとの意思の疎通がうまく行かず、2周目にピットに入りながら、タイヤ交換をせずにそのままピットレーンを通過しなければならなかった。チームは僕が入ってくるとは思っていなかったんだ。あれで少なくとも15秒は失ったね。レース開始直後の数周は、みんなが続々とピットを訪れていて、その混乱の中で生じたミスだった。あのような形でタイムロスがあったのは残念だけど、最終的に1ポイントを獲得できたのはポジティブなことだ。
 
 今日はずっとクルマのフィーリングが良かったし、10位入賞という結果は、土曜から日曜にかけて大きく進歩できたことを示している。来週のバーレーンは、メルボルンや上海とは違って、僕がすでによく知っていて過去に好成績をあげているコースだ。2015年にはGP3でポールを獲ったし、他にもいい思い出がたくさんある。またバーレーンでレースをするのを楽しみにしているよ。そして、できれば今年もいい思い出を作りたい。