2017年F1中国GP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンは5位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=5位
あまりいいレースではなかった。フレッシュタイヤを履いた時にはマシンの感触はよかったが、フロントがあっという間にだめになって苦しんだ。このサーキットはかなりトリッキーだから、そうなるとラップタイムを大きくロスすることになる。
それでも本来ならもっといい結果を出せたはずだ。もう少しタイヤを早く換えることもできたと思う。とはいえ、レースが終わった後で言うのは簡単だ。これからデータを見て状況を理解しなければならない。理想とは程遠い結果に終わった。でもこれが今日の僕らが出した結果だ。来週にはもっとうまくやれることを願っている。
僕としては、ある時点でピットストップする必要があると感じていた。トラフィックから抜け出すために、もっと早くピットに入りたかった。でもそれはかなわなかった。僕の方ではそういう気持ちが強くなっていったけれど、(ピットストップをするまで)時間がかかった。理由は今の時点では僕には分からない。
後から言うのは簡単だけど、それでも僕らはもっといい仕事をすべきだった。ピットストップを済ませた後、もうレースは終わったも同然だった。レッドブルに追いついたけど、遅すぎたんだ。マシンの速さはそれなりにあったのに、結果はよくなかった。