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フェルスタッペン「得意のウエットを“マックス”に生かし16番グリッドから表彰台へ」レッドブル F1日曜

2017年04月10日 01:51  AUTOSPORT web

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2017年F1第2戦中国GP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2017年F1中国GP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは3位を獲得した。

マックス・フェルスタッペン 決勝=3位
 スペシャルなレースだった。今朝起きた時には表彰台に上れるなんて思いもしなかったよ。

 オープニングラップはすごくうまくいった。9台抜いたと思うよ。すごいことだよね。あっという間に何台もオーバーテイクできたのは、コンディションのおかげだ。路面が乾いていけば、追い抜きが難しくなるのは分かっていた。僕はウエットで走るのが元々好きだから、序盤の楽しいコンディションを最大限に活用した。最初の11周で7位まで上がった。そのことが最終順位に役立ったのだと思う。

 マシンバランスが終盤どうなるのか、未知の部分があった。昨日の予選であまり走れなかったし、今日は温度がかなり下がったからだ。アンダーステアがひどかったけれど、なんとか3位を守り抜くことだけを考えていた。こういったバランスの問題プラス、決勝終盤、前のマシンとの差が2秒以内の時にすごく走りづらかったことで、ブルーフラッグが振られていても追い抜くことができなかった。この問題については調査すべきだ。

 終盤はダニエル(・リカルド)とのバトルになったが、僕のマシンは楽にディフェンスできるような状態じゃなかったから、厳しかったよ。でも、最終的に順位を守り切ることができてうれしい。見応えのあるレースだったと思うし、チームにとってもよかった。

 ドライでの純粋なペースはまだ表彰台に上れるほど速くはないと思うけど、今日のあらゆることを考え合わせると、僕らはすべてを“マックス”に生かし切ったと言えるよ。