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イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第2戦アルゼンチンGP予選日レポート

2017年04月09日 21:51  AUTOSPORT web

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中上貴晶/イデミツ・ホンダ・チーム・アジア
中上貴晶は8列目22番グリッドから決勝へ
パウィは28番手で予選を終える

2017年4月8日(土)
Rd.02 アルゼンチンGP
アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド
コンディション:ドライ 気温:17℃ 路面:19℃

 アルゼンチンGPの予選を終え、1分47秒373を記録したIDEMITSU Honda Team Asiaの中上貴晶は、8列目22番グリッドを獲得しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは10列目28番グリッド、予選タイムは1分48秒173でした。

 午前のフリープラクティス3回目は、MotoGPのセッション終盤に降った雨の影響により、路面が濡れた状態で始まりました。このセッションで、IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手は不要な危険を避けながら、セットアップや路面状態を確認する賢明な走りに徹しました。

 午後に行われた45分間の予選は、午前同様に難しい路面コンディションになりました。中上は忍耐強くセッションを走り抜いて22番手タイム。パウィも、Moto2クラスについての学習を重ねながら、28番手タイムで土曜日の走行を終了しました。

 明日は、現地時間午前10時10分(日本時間午後10時10分)から20分のウォームアップ走行が行われ、決勝レースは午後2時20分にスタートします。

中上貴晶 (22番手 / 1'47.343 / +1.727)
「自分たちが現在抱えているマシンの課題が、予選のトリッキーなコンディションで大きく現れてしまいました。今後のために、改善を目指してしっかりと追究したいと思います。明日のレースでは気持ちを切り替え、可能な限り追い上げのレースを狙ってベストを尽くします」

カイルール・イダム・パウィ (28番手 / 1'48,173 / +2.557)
「昨日から抱えているフロントの課題は、少しずつよくなっていますが、まだ完全には解決していません。気持ちよくマシンに乗ることさえできればいい走りができる自信はあるので、明日のウォームアップで改善を目指し、決勝レースに備えたいと思います」

岡田忠之 チーム監督
「中上は後方からのスタートになってしまいますが、スタートがうまく、ブレーキングでもライバルたちと遜色がないので、明日は追い上げのレースで、まずはシングルポジションを狙ってほしいと思います。パウィは、まだ彼本来の走りを発揮できていませんが、まだMoto2クラスの2戦目なので焦る必要はありません。決勝レースを通じて、今後につながる何かを得てほしいと思います」