鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア ルーキーの鳥羽が18番グリッドを獲得。アティラプワパは10列目から決勝レースに臨む
2017年4月8日(土)
Rd.02 アルゼンチンGP
アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド
コンディション:ドライ 気温:18℃ 路面:22℃
土曜日の午後に40分間にわたって行われた予選で、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は18番手のラップタイムを記録。明日の決勝に向け、6列目18番グリッドを獲得しました。チームメートのナカリン・アティラプワパは、30番手のタイムでしたが、グリッドペナルティを受けた選手がいたため、ポジションが1つ繰り上がって10列目29番グリッドから決勝レースに臨みます。
各クラスの走行を経て、コースコンディションが昨日よりもよくなった土曜日の午前、鳥羽は路面温度のあまり高くないフリープラクティス3回目で、セットアップに集中しながら、前日のタイムを1.143秒も短縮しました。また、アティラプワパは、トップから1.066秒の僅差につけて、順応性の高さを示しました。
午後の予選では、鳥羽はこのウイークの自己ベストタイムとなる1分50秒067を記録。アティラプワパも少しずつコース攻略を進めながら、1分51秒180のタイムを記録しています。
明日は、現地時間午前9時40分(日本時間午後9時40分)から20分のウォームアップ走行を実施。21周で争う決勝レースは午後1時(日本時間10日午前1時)にスタートします。
鳥羽海渡(18番手 / 1'50.067 / +0.973)
「セッションごとにタイムを上げていき、予選ではさらに自己ベストを更新することができました。マシンのフィーリングもかなりいい状態です。カタールは10列目からのスタートでしたが明日は6列目。トップグループについていけるようにスタートをうまく決めて、全力で戦います」
ナカリン・アティラプワパ(30番手 / 1'51.180 / +2.086)
「午前のFP3では、今日の目標にしていた1分50秒台を刻むことができました。予選では、チームメートの後ろについて走ろうとしたのですが、遅い選手が間に挟まってしまったためにプラン通りに走れませんでした。決勝レースでは何があっても不思議ではないので、自分を信じてがんばります」
岡田忠之 チーム監督
「鳥羽は特にマシンに大きな問題もなく、初体験のコースであることを考えれば、ここまでは順調に進めてくることができました。タイムも上位と大きく離れていないので、グループにしっかりついていくことができればいいレースができるでしょう。ナカリンは後方から追い上げるレースになりますが、全力で追い上げて今後につながるレースにしてほしいと思います」