2017年F1中国GPの土曜予選で、トロロッソのカルロス・サインツJr.は11位、ダニール・クビアトは9位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
カルロス・サインツJr. 予選=11位
中団の接戦ぶりときたら、とてつもないね! コンマ1秒の間に2、3人のドライバーが入るということは、つまり最近の予選はこれまで以上に重要だということ。細かな部分が大きな違いを生み出すということなんだ。
でも正直なところ、僕はこの戦いを本当に楽しんでいる。今日の予選はかなり波乱に富んだものだった。1周1周が重要で、ここで0.05秒、あそこで0.05秒……とタイムを縮めようとしていた。エキサイティングだね! 残念ながら今日の午後はQ3に進出できなかったけれど、差はほんの少しだった。かなり良いアタックだったから、心配はしていない。
明日は長い1日になる。僕らは11番手からのスタートだけど、タイヤの戦略を選ぶことができるから、Q3に進出できなかったのならば、ここがベストな位置だ。ドライならね! もしウエットになっても僕らには良いシャシーがあるし、雨はいつでもウェルカムだ。いずれにしても、明日は良い結果を目指して戦えるだけのチャンスがあると思う。
ダニール・クビアト 予選=9位
今日は集中すべきことがたくさんあったけれど、最終的に僕らは良い仕事をした。自信が得られたし、何周かとても良いラップを走ることができた。うまくまとめることができたね。自分の予選に満足だよ! 昨日はほとんど走れず、FP3もとても簡単とは言えないもので、午前中はマシンバランスに少し悩まされていた。でも、エンジニアたちと僕で、予選までにすべてをまとめ上げることができた。予選はスムーズに進んだ。
自分たちのパフォーマンスには満足しているし、Q3進出は良い成果だったよ! ほんのすこしの差で7番手を逃してしまったけれど、明日、埋め合わせられるよう努力する。レース中に雨が降ってきたら間違いなくチャンスになるが、脅威でもある。雨のなかでは、何が起きてもおかしくないとわかっているからね。可能な限りベストを尽くし、我慢強く走り、ときにはリスクを承知で賭けに出るつもりだ。天気がどうなろうと、楽しいレースになるよ!