メルセデスのノンエグゼクティブチェアマン、ニキ・ラウダは、F1中国GP予選前、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフとの賭けで、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得する方に賭けていたと明かした。
ベッテルがポールポジションを取ることに10ユーロ(約1200円)を賭けたというラウダは、最終的にメルセデスのルイス・ハミルトンが「スペシャルなラップ」を決めてポールを獲得したことで、賭けに敗れることになった。
「トトと賭けをして、私はベッテルに10ユーロ賭けた。彼はかなり速そうだったし、すべてうまくいっているように見えたからだ」とラウダは予選後、Sky Sports F1へのインタビューで語った。
「だがありがたいことにルイスがスペシャルなラップを走ってくれた」
ラウダは、予選では今もメルセデスがフェラーリよりも速くても、決勝はかなり熾烈な戦いになると予想している。
ハミルトンも、決勝に関してはフェラーリのマシンの方が優れているかもしれないとの考えを示した。
「フェラーリのマシンはとても強力だ。レースペースではさらに一歩前進するんじゃないかな。気温が高いときのタイヤの扱いも優れている。だから明日どうなるのか、面白くなりそうだ」
「かなり接戦になるだろう。久しぶりにエキサイティングな一日になりそうだ。いいことだと思うよ」