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スーパーGT第1戦岡山:「明日は粘る」GT500ポールポジション会見/野尻智紀&小林崇志

2017年04月08日 19:01  AUTOSPORT web

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2017スーパーGT第1戦岡山 ARTA NSX-GT
2017年のスーパーGT第1戦岡山で、スーパーGT500クラスのポールポジションを獲得したARTA NSX-GTの野尻智紀と小林崇志が、予選の戦いを振り返るとともに決勝レースへの展望を語った。

ARTA NSX-GT
野尻智紀
「開幕ということもあり、僕がQ1を担当しました。なんとかQ2に進めればと思って一生懸命走っていましたが、ライバルと結構僅差だったので、この感触ならQ2に向けてアジャストして、それがうまくいけば上位にいける、と思いましたね」

「Q2に関していえば、小林(崇志)選手が他車より早めにアタックに入っていて、それが『運が良かった』という展開になったわけですが、彼が早い段階から懸命にタイヤを温めてプッシュしていたことがそういう結果につながったともいえます」

「僕もすごく喜びを感じていますし、これでいい流れに乗って今シーズンを戦っていけると思います」

「明日は仮に僕がスタートを担当するとなると、ここ(ポールポジション)からのスタートの仕方をよくわかっていないんですよね。そういう不安はありますけど、もちろん精一杯頑張ります」

「今日のようにラッキーな日もありますが、明日は明日でさらに気を引き締めて、最後まで集中して走りたいと思います。ベストな走りを続けて、またここ(会見)に戻ってきたいですね」

小林崇志
「もってましたね(笑)。正直、当分ここ(ポールポジション会見)には来られないかなと思っていたんですが、意外と早く来ることができました」

「今日のハイライトは、野尻選手がしっかりQ1を通ってくれたことです。結構ギリギリで辛い戦いかな、と思っていたんですが、トップとも僅差のタイムで通過してくれましたからね。それがないとQ2は走れませんから」

「(ベストタイムの周は)アタックし切れたとはいえないラップでしたが、クルマは良く仕上がっていたと思いますし、それはチームのみんながいろいろと試しながら頑張ってきてくれたおかげです。ラッキーもありましたけど、こうしてひとつ結果を残せたことは良かったです」

「みなさん、レクサスが速いだろうと思っていたでしょうけど、そういうなかでもホンダやチーム、ブリヂストンが頑張ってくれて、僕たちがポールポジションを獲得しました」

「このポジションを守っていきたいですし、簡単に負けちゃいけないと思います。もし抜かれるにしても、粘っていきたいですね。野尻選手も『やる(粘る)』って言っていますから」