モビスター・ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、第2戦アルゼンチンGPの初日を終え、高速コーナーの進入で問題を抱えているとコメントしている。
アルゼンチンGPでキャリア通算350戦目を迎えるロッシ。初日のフリー走行1回目はソフトタイヤを使用して16番手に。
フリー走行2回目ではリヤにハードタイヤを履き、徐々にタイムを更新していったが、1分40秒531で15番手と下位に沈んだ。
ロッシは「バイクの良いフィーリングを持ちたいと思っていた。だけど、テストやカタールGPと似たような感覚となってしまったんだ」と初日の走りを振り返った。
「高速コーナーに進入する際に多くの問題を抱えている。快適に走ることができないんだ」
「僕は他のライダーたちから約1秒遅れている。だけどタイムはかなり接近しているよ」
トップタイムを記録したチームメイトのマーベリック・ビニャーレスの後方には、1秒以内に14台とタイムが接近しており、ロッシもビニャーレスから1秒054差につけている。
「とても速いライダーがたくさんいるから、バイクのフィーリングとセッティングを改善する必要がある」
「(雨の予報が出ているから)FP3では路面が乾くことを願っているよ。予選ではトップ10入りを目指して改善を図っていくつもりだ」