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マクラーレンボス、F1プラクティス中止で「最悪の気分」。不測の事態でのファンサービスを検討

2017年04月08日 10:40  AUTOSPORT web

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2017年F1中国GP金曜FP1が赤旗中断
マクラーレン・テクノロジー・グループ エグゼクティブディレクターのザック・ブラウンが、F1中国GPのFP2が天候の影響でキャンセルされたことに関し、ファンのことを考えると最悪の気分だと語った。こういった不測の事態に備えたプランを用意する必要があると彼は述べている。

 サーキットの路面の状態はさほど悪くはなかったものの、視界不良により指定病院に医療ヘリコプターが着陸できないため、金曜の走行時間のほとんどがキャンセルされた。FP1では、走行したドライバーも数周にとどまり、FP2はスタートがディレイされ、最終的には完全に中止された。

 金曜にほとんど走行が行われなかったことについてどう感じているかとの質問に対して、ブラウンは「全然よくない。ひどい気分だ」と語った。

「こういう不測の事態が起きた場合のプランが必要だ。パドックを開放して、ファンを招き入れるとかね」

「同時に、救出の問題を解決する、他の方法も考えるべきかもしれない」

「ファンへの対応には我々全員が責任を持つべきだ。また同じことが起きたら、どうすればファンをもっと楽しませることができるかを考えなければならない。なぜなら、また同じことが起こる可能性があるからだ」

「そういう対処をするのが最善の行動だろう。天候を変えることはできないのだから」

 土曜には天候が回復するものの、日曜には再び崩れるとの予報が出ているため、決勝をスムーズに開催するため、土曜に前倒しにするという提案がF1チーム内でなされた。しかしFIAは日曜の天候は懸念されるほど悪くはならないと説明し、スケジュール変更を却下した。