マクラーレン「ドライバーの安全のため中止はやむを得なかった。明日ぜひ埋め合わせを」／F1中国GP金曜

2017年F1中国GPの金曜、悪天候のためフリー走行2回目はキャンセルとなった。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはフリー走行1回目は7位、ストフェル・バンドーンは12位だった。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター　エリック・ブーリエ
　何とも言いようがない。FP1でフェルナンドは5周、ストフェルは4周走った。FP2では誰ひとり、1周も走らなかった。そのままセッションは終了時間を待たずにキャンセルになった。

　だがこれは正しい決断だった。雨と霧にもかかわらず、今日サーキットに来てくれた勇敢な観客がわずかながらいて、彼らにとっては残念な決定だっただろう。だが、視界が悪く、ヘリコプターが安全に動くことができないのであれば、レースはできない。そのことには疑問の余地はない。なぜなら我々のドライバーたちの安全が何より重要だからだ。

　とはいえ、我々がエンターテインメントビジネスの世界の一員であることは承知している。明日は皆で協力し合って今日より優れたショーを披露したい。予報では明日は天候が改善されるようなので、コース上でたくさんのマシンの走りが見られるだろう。