ホンダ「9周では自分たちの位置は分からない。FP3にすべてを賭ける」／F1中国GP金曜

2017年F1中国GPの金曜、悪天候のためフリー走行2回目はキャンセルとなった。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはフリー走行1回目は7位、ストフェル・バンドーンは12位だった。

■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者　長谷川祐介
　今日は本格的な走行を行うことができず、非常に残念でした。ですがドライバーの安全を最優先するべきなのは間違いありません。

　雨にもかかわらずサーキットに来て応援してくれたファンの皆さんにとって特に残念な一日になりました。私たちとしては、ファンのためにも私たち自身のためにも、明日天候がよくなることを願うことしかできません。

　自分たちの位置については、今日は（2台合わせて）9周しか走れなかったので、あまり多くのことは学べませんでした。明日、コンディションが改善し、もう少し走行できることを期待しています。そうすれば予選と決勝に向けて重要なデータを集めることができるでしょう。

　セットアップやタイヤに関する理解についても、まだやるべきことがたくさん残っています。明日はチーム全員にとって忙しい日になるでしょう。

　最後にひとつ付け加えたいのは、ストフェルにとってここでレースをするのは今回が初めてだということです。彼は今日走ることができず、コースを理解するチャンスを失いました。それでも彼はひるむことなく今週末を戦っていくものと確信しています。