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山田涼介の「機械鎧」姿&武器の錬成シーンも 実写『鋼の錬金術師』予告編

2017年04月07日 10:32  CINRA.NET

CINRA.NET

『鋼の錬金術師』 ©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会
実写映画『鋼の錬金術師』の予告編が公開された。

予告編は、少年時代のエドワードと弟のアルフォンスが、亡き母に会いたいという一心で「人体錬成」を行なおうとするシーンで始まる。さらに山田涼介(Hey! Say! JUMP)演じる成長したエドワードの鋼の義肢「機械鎧」の様子や、エドワードが武器を錬成する場面、鎧の姿になったアルフォンスが石獣と戦うシーンなどが映し出されている。

監督の曽利文彦は同作について「この『鋼の錬金術師』の前半のストーリーで一番刺さるのは、小さな子供たちが母親を取り戻したいという一心で禁忌に触れる“タブー”を冒してしまう部分。その見返りが容赦ない天罰という、年齢といったことは一切関係なく背負ってしまうのがある意味リアルです。命というものに係わるタブーを冒してしまった子供たちの背負ったものの大きさというのが、この映画の中核のテーマでもあるのです」とコメント。

また同作の映像技術について「ハリウッドは日本よりかなり先を行っているのは事実です。今まで日本の技術では手の届かなかったところへ“高く飛べば届くかもしれない”というところまで、充実した技術が揃ってきました。そんな今だからこそ、この作品に挑戦したい。本作で前人未到の領域に手をかけてみたい。しかし技術というのは、あくまでも作品の下支えであり“ストーリー”が第一。ストーリーに技術がしっかりと寄り添うことができれば、本当に素晴らしいことだと思います」と語っている。

12月1日から公開される『鋼の錬金術師』は、荒川弘の同名漫画をもとにした作品。「人体錬成」の代償として左足を失った国家錬金術師のエドワードと、体を全て失ったが、鎧に魂を定着させて一命を取り留めた弟のアルフォンスによる「賢者の石」を探す冒険を描く。キャストには山田をはじめ、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子らが名を連ねる。

なお映画の公開を記念して、9月16日から東京・水道橋のGallery AaMo、11月3日から大阪・大阪南港ATCミュージアムで『映画公開記念「鋼の錬金術師展」』が開催される。