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日本の地下音楽を牽引、Less Than TVを巡る人々の記録映画『MOTHER FUCKER』

2017年04月06日 19:42  CINRA.NET

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『MOTHER FUCKER』 ©2017 MFP All Rights Reserved.
ドキュメンタリー映画『MOTHER FUCKER』が8月28日から東京・渋谷のHUMAXシネマほか全国で順次公開される。

同作は、1992年に設立された音楽レーベル「Less Than TV」の主宰・谷ぐち順と、妻のYUKARI、息子の共鳴、さらに彼らの仲間たちを捉えたドキュメンタリー作品。Less Than TVからはbloodthirsty butchers、ギターウルフ、DMBQ、ロマンポルシェ。といったアーティストたちが音源を発表している。

作中では、レーベル運営や音楽活動、谷ぐちの日常である障がい者の介助、弱冠8歳でハードコアバンド「チーターズマニア」を結成した共鳴がデビューライブに挑む様子など、商業主義から離れ、生活に根付いた音楽活動を映し出している。またチーターズマニアによるBAD BRAINSの公認カバーソング“ペイテュウカム”も収録。

監督はSPACE SHOWER TVやVICE JAPAN、MTVなどの音楽番組に携わってきた映像作家・大石規湖。トクマルシューゴやDEERHOOF、BiS階段、奇妙礼太郎、GELLERSといったアーティストたちのライブDVDやPVを制作しているほか、谷ぐちのバンドFOLK SHOCK FUCKERSのPVも制作。川口潤監督によるbloodthirsty butchersのドキュメンタリー映画『kocorono』では監督補助を務めた。同作で大石は撮影、編集も担当している。また企画には谷ぐちと飯田仁一郎(Limited Express (has gone?)、OTOTOY、SCRAP)が携わっている。

■大石規湖監督のコメント
この映画の制作期間に出会った人たちのおかげで私の“生活”は大きく変わりました。
タイトルに騙されたと思って映画館まで観に来てください。

■谷ぐち順のコメント
どうしよう!!!劇場でモッシュ起こっちゃうかも(世界初)