チーム・スズキ・エクスターのルーキー、アレックス・リンスは右足首の部分骨折を抱えながらも、今週末アルゼンチンで行われる2017年MotoGP第2戦への参戦許可を得たようだ。
リンスは先週水曜日、モトクロスバイクでのトレーニング中に転倒し、かかとと下肢の間にある距骨に腫れを伴う部分骨折を負った。
痛みを抱えながらの参戦になると予想され、スズキは足首の可動性が100パーセント戻っていない可能性を認めているが、今週初めに受けた検査で参戦の許可が降り、リンスは松葉杖に支えられながら空路でアルゼンチン入りした。
リヤブレーキの操作に使う関節の治療はテルマス・デ・リオ・オンド・サーキットで週を通して継続される予定だ。
「悪い怪我じゃないけど回復には少し時間がかかるだろうね」とリンスはケガの状況を語った。
「痛みがあまり気にならないよう心から願っているよ。最高峰クラスで僕のスズキに乗って学び続ける事にとても興奮しているからね」