マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、開幕戦オーストラリアに続いて今週末の中国GPもチームにとって苦しい週末になると予想しているが、パッケージから最大限の力を引き出すために精いっぱい戦うと語った。
F1フル参戦初シーズンを迎えたバンドーンは、オーストラリアの週末、予選でも決勝でもトラブルに見舞われ、18番グリッドからスタートした決勝を最下位13位でフィニッシュした。
「オーストラリアGP決勝はチームにとって期待外れの順位に終わったけれど、僕自身にとっては、キャリアにおいて大きな出来事だった。マクラーレン・ホンダのドライバーとして初めて正式にレースに出走できたんだ」とバンドーン。
「週末を通してさまざまな課題に直面し、それに素早く対応しなければならず、たくさんのことを学んだ。うまく対処して完走することができたので、誇りに思っている」
「最後尾での完走というのは望んだ結果ではない。中国も同様に困難な週末になるだろう。でも今週末はいくつか新しいパーツを持ち込むことになっているし、パッケージから最大限の力を引き出すためにいつもどおり懸命に努力していく。僕にとっては初めてのサーキットだから、シミュレーターではない本物のコースを初めて走り、変化するコンディションになじむという経験を楽しみにしている」
「上海はメルボルンとも次戦が行われるバーレーンとも全く違う特性を持ったコースだ。週末の早い段階でマスターし、セットアップに集中したい。低・中速コーナーと高速の長いストレートが組み合わされたレイアウトで、あらゆる要素が詰め込まれている。プラクティスセッションで走行時間をめいっぱい活用することが重要になる。金曜にできる限りたくさんのことを学習し、土日にどこまでやれるかを見てみるよ」