21_21 DESIGN SIGHT、クリエーターの「そこまでやるか」という壮大なプロジェクトを紹介

21_21 DESIGN SIGHTが企画展「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」を開催する。展覧会ディレクターは建築やデザイン、アートなどの分野に精通するライターでエディターの青野尚子が務める。会期は6月23日から10月1日まで。

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　同展では既存の表現方法の垣根を超えた大胆な発想を実現するクリエーターたちによる「壮大なプロジェクト」を紹介。風景を一新する大規模なプロジェクトを実現してきたクリストとジャンヌ＝クロードはイタリアのイセオ湖に3キロメートルの布の浮き橋を作った「フローティング・ピアーズ」を題材に、ニューヨークのスタジオでプロジェクト実現のための活動を撮り下ろしたインタビュー映像や、世界初公開となるドキュメント映像などを展示する。この他の参加アーティストには、テープやネットなどの素材を用いたインスタレーションを発表しているヌーメン / フォー・ユースや、東日本大震災の復興支援として可動式コンサートホールを制作したルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ、「マーライオン・ホテル」といった作品を手掛けてきた西野達などが名を連ねる。青木は「自分にはとてもじゃないけどできないことをやり遂げてしまう人」への素直な驚きと尊敬の念を展覧会のタイトルに込めたといい、「完成した型破りなプロジェクトは見る人の心を動かし、揺さぶります。常識を大きく逸脱したアイデアやプロジェクトだからこそ見る人の中に勇気と希望がわいてきます。こんな経験をした後は、それまで当たり前だと思っていた価値観や常識が変わるのを感じるはずです」とコメントを発表している。
■21_21 DESIGN SIGHT 企画展「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」会期：6月23日（金）～10月1日（日）休館日：火曜日開館時間：10時～19時（入場は18時30分まで）入場料：一般1,100円 / 大学生800円 / 高校生500円 / 中学生以下無料会場：21_21 DESIGN SIGHT住所：〒107-0052 東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン電話：03-3475-2121アクセス：都営地下鉄大江戸線・東京メトロ日比谷線六本木駅、千代田線乃木坂駅より徒歩 5 分参加作家：クリストとジャンヌ＝クロード、ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ、 ヌーメン / フォー・ユース、ダニ・カラヴァン、ジョルジュ・ルース、西野達など公式サイト