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元祖『ビバヒル』ルーク・ペリー、HIVで死去したトランスジェンダー女優に涙

2017年04月03日 17:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ルーク・ペリー、若くして死去した友人を思い涙
『ビバリーヒルズ高校白書』のディラン役で人気を博した俳優ルーク・ペリー(50)が、『GLAADメディア賞』授賞式に出席。そこで昨年死去したトランスジェンダー女優アレクシス・アークエット(享年47)の姉と共にアレクシスについてコメントし、必死に涙をこらえる一幕があった。2人は30年以上にもわたり親しい付き合いがあったといい、互いのことが大好きだったそうだ。

昨年9月に、アレクシス・アークエットは家族や大切な人達に囲まれ苦痛のない最期を迎えた。死因については複数の情報筋が「エイズの合併症で亡くなりました」と述べ、元恋人も一部メディアに「死去する何か月も前からエイズの症状が出て闘病していた」と明かしている。またHIVとの診断を受けたのは死去から29年前だったというが、最後まで家族との絆は強く、友人にも恵まれていたようだ。

そんなアレクシスの姉パトリシア・アークエットとルーク・ペリーが『GLAADメディア賞』授賞式に出席。その際揃ってインタビューに応じ、まずはパトリシアがこのようにアレクシスとルークの関係を振り返った。

「ルークとアレクシスは、子供の頃から友達だったの。何年も前に『ビバリーヒルズ高校白書』が大ヒットした時には、『アレクシスがルークとデートしてる』『ルークはゲイであることを伏せている』なんて言われたものよ。」

これに対し、ルークはこうコメントしている。

「僕はそれが事実じゃないなんて言う気は無い。アレクシスと僕は親友同士。それだけではあるけれど、(噂を否定しないことで)同性愛だろうが問題ないと伝えたいんだ。」
「誰かを愛する。その気持ちは抑えられないものさ。僕はアレクシスを愛していたし、アレクシスも僕を愛していた。それを誰かに説明する必要なんてないんだ。愛ってそういうものだから。」

『ビバリーヒルズ高校白書』に出演していた頃には、すでにアレクシスと親友関係にあったルーク。それにつき“事実ではない噂”も流れたが、ルークには今もそれを否定する気すらないという。深い友情で結ばれていただけに彼女の死には大打撃を受けたというが、今も彼女に対する思いは深いとみられる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)