昨年までアウディからWEC世界耐久選手権に参戦、今季はフォーミュラEに参戦しているルーカス・ディ・グラッシが、フェラーリのワークスチーム格のAFコルセから、ル・マン24時間耐久レースに参戦する。
ディ・グラッシはル・マンでは3度表彰台を獲得しており、アウディが2016年末でWECでのプログラムを終了して以降も、ル・マン参戦の機会を狙ってきた。
今回、AFコルセと契約を交わしたことで、ディ・グラッシはジェームズ・カラド、アレッサンドロ・ピエール・グイディとともに51号車をドライブする。
「ル・マン24時間に戻れることになって本当にうれしい」とディ・グラッシ。
「すべてのプロレーシングドライバーがル・マンの歴史の一部になりたがっている。それにフェラーリから参戦できことは僕にとって大きな意味がある」
「マニュファクチャラーの支援の下でLM-GTEプロクラスにいられるなんて、4年間LMP1クラスから参戦した後では間違いなく最高だよ」
ピエール・グイディは2017年に新たにフェラーリに加わった1人で、ポルシェに移籍したジャンマリア・ブルーニの後任として契約した。
アウディでDTMに参戦していたミゲル・モリーナはダビデ・リゴンとサム・バードと組み、AFコルセの71号車でル・マンに参戦する予定だ。