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影山正彦率いるFIA-F4チームが2017年体制発表。千代勝正がアドバイザー就任

2017年04月03日 17:21  AUTOSPORT web

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Media Do Kageyama Racing 篠原拓朗 2016年FIA-F4選手権 岡山国際サーキット
2015年のシリーズ発足当初からFIA-F4選手権に参戦しているMedia Do Kageyama Racing(メディアドゥ影山レーシング)は3月31日、2017年の参戦体制を発表した。

 JGTC全日本GT選手権やフォーミュラ・ニッポン、ル・マン24時間で活躍した影山正彦をチーム代表兼監督とする同チームは2017年、参戦体制を拡大させ、2台のマシンでFIA-F4、3年目に挑む。

 ドライバーは昨年、2度のポールポジション獲得に加え、チームに初めての表彰台をもたらした篠原拓朗を引き続き起用。また、2台目には今季が4輪レースデビューとなる早瀬広道を迎えることとなった。

 体制面では影山が引き続き監督を務めるが、今季は新たにスーパーGT500クラスで活躍する千代勝正のアドバイザー就任が決定した。また、車両メンテナンスにも変更があり、16号車がヒラノレーシング、15号車はベアレーシングがそれぞれ担当する。

 16号車をドライブする篠原は「過去2年で培ったものを最大限活かして戦う。チームメイトとシーズンを通して、お互い切磋琢磨しながら成長していきたい」と新たなシーズンに向け、意気込みを語った。

 新加入の早瀬は「影山監督や千代さん、チームメイトの篠原選手のアドバイスを吸収し、ひとつひとつ課題をクリアしながら今年1年間戦っていく。4輪レースデビューのプレッシャーはあるが、プレッシャーを楽しめるように頑張りたい」とコメント。

 2017年シーズンの開幕を目前に控えた影山は、2名のドライバーについて次のように語っている。

「2シーズン目を迎える篠原選手には、まずはチームに優勝をもたらすこと。そしてシリーズチャンピオンを見据えて今シーズンは戦ってほしいですね」

「早瀬選手はデビューイヤーということもあり、まずは自分の流れを作っていき、最善の結果を残せるように戦ってもらいたいです」

 2017年FIA-F4選手権開幕戦は岡山国際サーキットで4月8日、スーパーGTの併催レースとして開催される。

■メディアドゥ影山レーシング 2017年参戦体制
チーム名:Media Do Kageyama Racing
監督:影山正彦
アドバイザー:千代勝正
ゼッケン:15
ドライバー:早瀬広道
ゼッケン:16
ドライバー:篠原拓朗