第1戦に続く2勝目を飾った高星明誠(B-MAX NDDP F3) 全日本F3選手権は4月2日、岡山国際サーキットで第3戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした高星明誠(B-MAX NDDP F3)が優勝。第1戦に続く2勝目を飾った。
1週末に3レースが開催される今回の岡山国際サーキットでの開幕ラウンド。午前の第2戦に続き、15時10分から第3戦がスタートしていった。今回は第1戦の順位がグリッドとなっており、高星、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)、アレックス・パロウ(THREEBOND)というグリッドとなっていた。
スタートでは第1戦・第2戦同様高星が抜群のスタートを決めたものの、2番手スタートの坪井が遅れてしまう。直後のパロウは坪井を横からかわしていき、2番手へ。3番手に宮田が続いていった。
上位は1秒ほどの間隔で周回を重ねていき、4番手につけた大津弘樹(TODA FIGHTEX)の背後にポジションを落とした坪井が続く展開。このラウンドでは大きなアクシデントやバトルはなく、ジワジワと各車の間隔が広がってチェッカーを迎えた。
高星は第1戦に続く今季2勝目を飾り、第3戦のポール&ファステストラップのフルスコアを合わせ、ランキング首位で開幕ラウンドを終えた。2位はパロウで、3位は宮田という結果に。宮田は3戦連続での表彰台という結果となった。
F3-Nは、スタートを決めたDRAGON(B-Max Racing F306)が終盤まで背後につけた霜野誠友(CMS AVANTECH F306)を振り切り優勝。3位は植田正幸(Rn 山下製作所 F308)が入り、第1戦と同じ順位となった。