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4月1日、『株式会社SUBARU』誕生。「『価値を提供するブランド』としての決意表明」

2017年03月31日 16:11  AUTOSPORT web

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2017年のスーパーGT300クラスに参戦するSUBARU BRZ R&D SPORT
2017年4月1日、富士重工業が社名変更を実施。『株式会社SUBARU』が誕生する。

 スバルは1917年に創設された飛行機研究所(後の中島飛行機株式会社)を起源とし、1953年に現在の富士重工業株式会社として設立された。その後、58年のスバル360からスバルブランドで自動車事業を中心に、航空宇宙、産業機器などの各事業を発展させてきた。

 そのスバルにとって、2017年は飛行機研究所創設から100周年の節目の年となる。今回の社名変更に向けては、昨年6月に開催された第85回定期株主総会で決議が行われている。

 社名変更を翌日に控え、富士重工業の本社や各事業所では記念式典が行われたという。

「私たちは、今まで良いモノをつくる努力をしてきました。そして近年は、モノに加えてSUBARUにしか提供できない『価値』は何なのかを考えてきました。今回の『株式会社SUBARU』への社名変更は、私たちがこれから『価値を提供するブランド』として生きていくという『決意表明』です」と同社の吉永泰之代表取締役社長。

「『SUBARU』が好きだ、そんなお客様にもっともっと増えて欲しい。お客様に満足いただいた時、そこには必ずお客様の『笑顔』があるはずです」

「新しい社名『株式会社SUBARU』とともにみんなで一緒に、さらにいっそう輝いていきましょう」

 また、今回の社名変更にあわせ、グループ会社5社も社名が変更される。

新社名:SUBARUテクノ株式会社/旧社名:富士テクノサービス株式会社
新社名:株式会社スバルITクリエーションズ/旧社名:スバルシステムサービス株式会社
新社名:North American Subaru Inc./旧社名:Fuji Heavy Industries U.S.A., Inc.
新社名:斯巴鲁技術(北京)有限公司/旧社名:富士重工業技術(北京)有限公司
新社名:Subaru Asia Pte.Ltd. *2 /旧社名:Fuji Heavy Industries(Singapore)Pte.Ltd.

※2:Subaru Asia Pte.Ltd. のみ2017年1月1日付、その他は2017年4月1日付にて変更