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DTM、2017年のレースフォーマット変更を発表

2017年03月30日 23:01  AUTOSPORT web

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5月にホッケンハイムで開幕戦を迎えるDTMドイツ・ツーリングカー選手権
2017年DTMドイツ・ツーリングカー選手権のレースフォーマットが変更され、土日ともにピットストップ義務ありの55分+1周で争われることが発表された。

 2015年から土日の2レースを行うフォーマットに変更したDTM。土曜日はピットストップ義務なしの40分+1周、日曜日はピットストップ義務ありの60分+1周というフォーマットだった。

 今年はそのレースフォーマットを変更。土日ともにレースを行うことは変わりなく、すべてのレースがピットストップ義務ありの55分+1周で争うレースフォーマットとなった。

 すでに発表されているが、今シーズンはよりソフトなコンパウンドのタイヤを導入することでタイヤウォーマーの使用が禁止となっている。また、ピットストップ時間を遅らせる目的で、タイヤ交換をするためのホイールガンを使用するピットクルーは2名までに制限されている。土日ともにピットストップが義務付けられたことで、今シーズンはピット作業やピット戦略がより重要になるだろう。


 DTMのプロモーターであるITRのフロリアン・ツィツルスペルガーは、「新しいレースフォーマットは、チームとドライバーの両方から創造的な戦力が立てられ、より高度なスポーツへと奨励している。観客に、壮大なレースとエンターテインメントを提供したいと思っている」とコメントしている。

 DTM開幕戦は、5月5日から7日までホッケンハイムで開催される。