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赤ちゃんと外出を躊躇うママへ 「#泣くのが仕事プロジェクト」

2017年03月30日 13:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

#泣くのが仕事プロジェクト
バスや電車などで子どもがぐずったり、騒いだりする場面は、ママ・パパなら誰でも経験したことがあるだろう。周りの迷惑にならないよう必死であやしても、幼い子どもは言うことを聞いてくれない。このたび20~30代の子どもがいる男女250名ずつを対象に実施された「子どもとの外出に関する意識調査」では、実に93%の人が、外出中に子どもが泣き出して困った経験があると回答した。

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外出先で子どもが泣き出すことで、周りから「冷たい目で見られてしまうかもしれない」と不安になる親は多い。今回の調査でも、子どもが泣いてしまうことを考えて、9割近くのママ・パパが外出を我慢した経験があることが判明した。実際にどういったことを我慢しているかというと、70.1%が「買い物」と回答。次に「電車」、他にも「バス」や「飛行機」など、交通機関が多くの票を集める結果となった。


その一方で、半数を超える人が、外出先で子どもが泣き出したときに周りの人に助けられた経験があると答えた。具体的には…

「電車で席を譲ってもらった」
「『子どもは泣くことが仕事だから』といって笑顔を見せてくれた」
「病院の待合室で泣き出したら、看護師さんがずっとあやしてくれた」
「飛行機で泣き出した子どもをあやしていたら、隣の席の方と後ろの席の方が一緒にあやしてくれた」

など、周りの人の優しさに触れ、救われたママやパパが多くいるのだ。

そんな子育て中のママ・パパたちを応援するプロジェクトがスタートした。オリックス生命保険株式会社が実施する「#泣くのが仕事プロジェクト」は、ステッカーやバッジ、スマートフォンを使い、マークを掲げることで「大丈夫!こどもは泣くのが仕事ですから」というメッセージを伝えていくというもの。


YouTubeで公開中の同プロジェクトの動画()は、すでに「素敵なプロジェクト」「思わず涙出た」「どんどん広まるといいな」と話題になっている。動画は、バスや電車、さまざまな場所で泣いてしまう子どもの泣き顔から始まる。子どもをあやすママは、申し訳なさそうな表情だ。


そんなママと子どもに周りの人が「#泣くのが仕事」プロジェクトのロゴマークを見せると、安心したように笑顔がこぼれる。


人前でも構わずグズる子どもを抱え、肩身の狭い思いをしているママ・パパに向けて、「大丈夫ですよ」と言ってあげたい。そんな時にこのマークを掲げることで、応援していると意思を表すことができるのだ。



(TechinsightJapan編集部 七海香)