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葵わかな、青春映画『逆光の頃』ヒロインに 高杉真宙が恋心を抱く幼馴染役

2017年03月30日 09:03  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン

 高杉真宙主演作『逆光の頃』のヒロイン役を、若手女優の葵わかなが演じることが発表された。


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 本作は、“コップのフチ子”の原案者であり、ギャグイラストの「バカドリル」などで知られる漫画家・タナカカツキの同名漫画を実写化した青春映画。京都生まれ京都育ちの高校二年生・赤田孝豊が、同級生たちとの友情や喧嘩、幼馴染の女子への恋などを経験し、成長していく模様が描かれる。


 この度、ヒロイン役に抜擢されたのは、10月から放送される連続テレビ小説『わろてんか』の主演を務める女優・葵わかな。高杉真宙扮する主人公・赤田孝豊が恋心を抱く幼馴染、みこと役を演じている。


 監督・脚本は、『ももいろそらを』で第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」の作品賞を受賞し、次作『ぼんとリンちゃん』では日本映画監督協会新人賞を受賞した小林啓一が務めている。


【キャスト&監督 コメント】


■高杉真宙


京都で生きる孝豊達の日常は何気ないものですが、とても輝いて見えます。この作品を観ると、京都に生まれて生活している皆が羨ましくて、自分も京都で生まれて育ちたかったな…と感じます。また撮影中に会話の間がすごく難しくて苦労したなぁ…と改めて思い出しました。でも、その「間」だけでクスッと笑えたり、心情の変化がわかったりするんだなと改めてよくわかり ました。葵わかなさんとは、共演するのは初めてですが、一緒に演技をしていて落ち着く方でした。孝豊と葵さん演じるみことは幼なじみという設定ですが、その役の通り、葵さんも隣にいることが違和感なく不思議に感じる事なく、セリフの掛け合いを楽しみながら演じることが出来ました。特に好きなのは、夜の学校のシーン。あとは、僕の出演していないシーンなのですが、 みことが「家に帰るよ」とお父さんを連れ帰るところです。あんなにナチュラルに演技が出来るんだなぁ…とたくさんの刺激を頂きました。


■葵わかな


初めて伺った時はヒロインという役に驚きましたが、台本と原作を読むと世界観がしっかりしている作品だったので、撮影前はその作品の雰囲気をうまく出せるか、役に馴染めるか、とばかり考えていました。現場に入ってからは監督や孝豊役の高杉さん、方言指導の方とリハーサルやディスカッションを重ねて撮影に挑んだので、一緒に作品を作らせてもらえてるように日々感じられて、とても楽しかったです。


■小林啓一監督


ずっと映画にしたかった作品です。主演の高杉真宙くんやヒロインの葵わかなさんは、原作から飛び出 してきたような存在感でした。よく「孝豊」や「みこと」として生まれてきてくれたなと大げさでなくそう思い ます。この作品はふたりが生まれる少し前に世に発表されました。当時高校生だった僕から今の今まで、 ふたりをずっと待っていたように思えます。(リアルサウンド編集部)