『未来への狼火』展が、4月26日から群馬・太田市美術館・図書館で開催される。
建築家の平田晃久が設計を担当し、4月1日にグランドオープンする太田市美術館・図書館の開館を記念した同展。「風土の発見」「創造の遺伝子」「未来への狼火」をキーワードに据え、1階から3階まですべての展示室を使用して、太田にゆかりのある作家の作品や、様々なアーティストが太田の土地や風土をモチーフに制作した新作を展示する。
「風土の発見」には画家の淺井裕介、藤原泰佑、シンガーソングライターの前野健太が出品。「創造の遺伝子」では竹工芸家の飯塚小玕斎、写真家の石内都、美術家の片山真理、詩人の清水房之丞、画家の正田壌といった太田にゆかりのある作家の作品を紹介する。「未来への狼火」では映像作家の林勇気が市民の参加も取り入れた作品を発表。
5月5日には前野によるトークとライブが行なわれるほか、会期中には参加作家によるワークショップやトークイベントなどを開催。また会期に先立って4月11日から16日に淺井が同展に出品する作品を公開制作するほか、4月23日にはダンサーで振付師の遠田誠(まことクラヴ)らがダンスパフォーマンスを行なう。詳細は太田市美術館・図書館のオフィシャルサイトで確認しよう。