6月10日から全国東宝系で公開される映画『昼顔』の主題歌をLOVE PSYCHEDELICOが担当することが発表。あわせて予告編が公開された。
主題歌に起用されたのは、LOVE PSYCHEDELICOの新曲“Place Of Love”。今年初頭に西谷弘監督からイメージのオファーを受けて書き下ろされた楽曲となり、ストリングスアレンジが印象的なサウンドになっているという。LOVE PSYCHEDELICOは西谷監督が手掛けた映画『任侠ヘルパー』でも主題歌を担当した。
主演の上戸彩は同曲について「最初に聴いたときは曲調がすごく『昼顔』っぽいと思いました。特にイントロ部分が『ザ・昼顔』という感じで、歌詞の内容も『昼顔』の主題歌以外としては考えられないほどその世界観にぴったりだと思います」と太鼓判を押している。
公開された予告編では上戸彩演じる紗和と斎藤工演じる北野が再会し、再び逢瀬を重ねる様子や裸の2人がベッドの上で抱き合う姿などが確認できるほか、伊藤歩演じる北野の妻・乃里子が2人に「純愛ごっこのつもり?」と問い詰める場面、平山浩行演じる紗和の上司・杉崎尚人が紗和に想いを告げるシーン、北野が紗和に「最後だからもう少しだけ」と話す様子などが映し出されている。
同作は、主婦の木下紗和と、既婚の高校教師・北野の不倫関係を描いた2014年放送のドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の映画版。ドラマから3年後を舞台に、夫と離婚して海辺の町で1人で暮らしていた紗和が、偶然町を訪れた北野と再会し、2人が再び逢瀬を重ねていく様が描かれる。
■KUMI(LOVE PSYCHEDELICO)のコメント
西谷監督とは映画「任侠ヘルパー」で、上戸彩さんとは以前ドラマ「絶対零度」でご一緒したこともあり、皆さんと作品の中で再会出来ることを大変嬉しく思います。
「Place Of Love」の制作中に何度もパイロット版を観させていただき、監督とは何度も打ち合わせを重ねてきました。
この映画に深く関わらせていただけたことを、光栄に思います。
■NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)のコメント
素晴らしい作品に参加させていただいたことに、心から感謝しております。
作品からのインスパイアもあり、LOVE PSYCHEDELICOとしては今までにない壮大なストリングスを主軸にした新しいサウンドを描くことができました。
監督との綿密なやり取りもまた、この「Place Of Love」を作り上げていく上で大きな原動力となりました。
貴重な制作体験に感謝しております。
エンドロールでの監督の映像と「Place Of Love」のコラボレーションを、楽しみにしております。
■上戸彩のコメント
最初に聴いたときは曲調がすごく「昼顔」っぽいと思いました。特にイントロ部分が「ザ・昼顔」という感じで、歌詞の内容も「昼顔」の主題歌以外としては考えられないほどその世界観にぴったりだと思います。
LOVE PSYCHEDELICOさんは以前ドラマの主題歌でもご一緒させていただいて、よく聴いていました。
私は映画『昼顔』を観終わったとき大きく深いため息をついてしまったのですが、その余韻に浸れて切なくなれる、そして心が苦しくなるような、とても世界観を大事にしてくださった主題歌だと思います。是非劇場で映画と共に感じて頂きたいです。
■西谷弘監督のコメント
LOVE PSYCHEDELICOは映画作家として存在した。一方通行的な楽曲提供で終わることはなかった。二人の魂が、哲学が、惜しむことなく何度もスクリーンにぶつけられた。
そして生まれたのは永遠に色褪せることのない“茜色の愛の詩”だった。
KUMIさん、NAOKIさん、二人のチームメイトに感謝しています。