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ウェス・アンダーソンが日本舞台の新作アイデアの源泉語る 黒澤明の影響も

2017年03月27日 12:42  CINRA.NET

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ウェス・アンダーソン
ウェス・アンダーソン監督の新作映画『Isle of Dogs(原題)』について、アンダーソン監督からのコメントが公開された。

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』の製作陣が再集結する同作は、全編にわたって日本を舞台に据え、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの冒険を描いたストップモーションアニメ作品。2018年に全世界で公開される予定となり、現在製作中だ。

声優陣にはビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、野村訓市、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュライバー、コーユー・ランキン、オノ・ヨーコらが名を連ねている。

アンダーソン監督は同作のアイデアには黒澤明監督作からの影響があると語り、自身が好きな黒澤作品について「挙げるとすれば、『天国と地獄』『悪い奴ほどよく眠る』『酔いどれ天使』かな」とコメント。また1970年代にテレビで放送されたストップモーションアニメ作品で、監督が子供の頃に夢中になったという『ランキン・バス クリスマス スペシャル』もアイデアの源泉になっていると明かし、「いつか自分でもあんな作品(人形アニメーション)を作って見たかったんだよ」と語っている。