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省エネの服作りを"見える化"する「SAVE THE ENERGY」公式ロゴマーク発表

2017年03月26日 16:24  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

落語家の立川志らくと公式ロゴマーク
ファッション業界で省エネ活動を推進する「SAVE THE ENERGY PROJECT」の公式ロゴマークが、「Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/W」で発表された。版画家の松林誠がデザインを担当し「芽が出る限り、自然は永遠に続いていく」という考えから、自然から褒美が返ってくるイメージの「手と発芽」や「山と雲」のようなデザインが特徴。イベントでは立川志らくによる落語も披露された。

省エネの服作りを"見える化"の画像を拡大

 「SAVE THE ENERGY PROJECT」は、2016年に経済産業省資源エネルギー庁によって立ち上がり、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構が実施する企画。服を作る過程では多くの水や熱を必要とするが、地球に優しいモノづくりをする職人や企業などの取り組みを見える形で消費者に伝えることを目指している。ロゴマークは職人や企業、デザイナーなど、ジャンルや制限を設けず省エネルギーを実践している人たちによるプロダクトに活用される。
 落語は座布団と照明があれば成り立つため、最も省エネな伝統芸能と言われていることからプロジェクトと連携。イベントでは立川志らくによる落語「死神」が披露された。また、写真家の小浪次郎を起用し作成した「SAVE THE ENERGY」の小冊子(ZINE)を配布。これに合わせて新宿の「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」では、同プロジェクトの参加ブランドと企業によるコラボレーションアイテムを取り扱うポップアップショップが3月26日まで開設されている。