ルノーF1のジョリオン・パーマーは、同チームが2017年に4位争いのグループに入れるだけの進歩を遂げたと信じている。しかし今のところその集団をリードしているのはウイリアムズであるとも考えている。
プレシーズンテストではフェラーリの2台がタイムシートのトップ2を独占、メルセデスの2台が続き、5番手にウイリアムズのフェリペ・マッサがつけた。フォース・インディアからルノーに移籍したニコ・ヒュルケンベルグが全体の8番手、パーマーは12番手のタイムを記録した。
「ウイリアムズが4番手で、その後ろの中団のグループをリードしていると言えるだろうね」とパーマーは語った。
「僕たちもそのグループの中にいるだろうと予想している。だけどそれが5番目に速いチームとしてか、8番目としてかは分からない」
「激しい接戦になるだろうし、ウイリアムズにも手が届かないわけじゃない」
「(ルノーでは)進歩が見られたが、僕たちが積んでいるのは3番目のエンジンだと思う」
「ギャップが次第に縮まっていくといいんだが。シャシーについてはレッドブルと近い位置にいると思う。まだ彼らの方が上を行っているけれど」
「パワーユニットにもシャシーにももっと力を引き出す余地がある。昨年も改善を行ってきた」
「新しいマシン規則になって最初の年だから、風洞やファクトリーで常に新しいことを発見している」
「(開発は)大仕事になるけど、僕たちは非常に良いリソースに恵まれているし、中団でシーズンを始めたとしても、うまくいけば1年を通して4位か5位へ上がり、そのポジションを確かなものにできると思うよ」