4月12日にテレビ東京系で放送されるドラマ『破獄』の追加キャストが発表された。
同作は、戦中から戦後期にかけて4度の脱獄をした無期刑囚の姿を描いた吉村昭の同名小説が原作。脱獄阻止のエキスパートである看守部長・浦田進と、脱獄を繰り返す無期懲役囚・佐久間清太郎の奇妙な共生関係と長い戦いを描く。浦田役をビートたけし、佐久間役を山田孝之が演じるほか、松重豊、寺島進、渡辺いっけい、勝村政信、池内博之、中村蒼、橋爪功らがキャストに名を連ねる。
今回出演が明らかになったのは、浦田の娘・美代子役を演じる吉田羊と、佐久間の妻・光役を演じる満島ひかり。番組のナレーションも担当する吉田はビートたけしとの撮影を振り返り「現場では、初共演による空気感が、この父娘の微妙で繊細な関係に重なり不思議としっくりきたのを覚えています」と語っているほか、作品について「たけしさんが全身で放たれる孤独、後悔、情熱、慈愛、また山田さんが作り上げた生き写しのような佐久間は見応えという言葉では足りないくらいです」とコメントしている。
■吉田羊のコメント
予てより、たけしさんとお芝居でご一緒できたらいいなと思っており、今回、しかも親子役でそれが叶い本当に嬉しかったです。現場では、初共演による空気感が、この父娘の微妙で繊細な関係に重なり不思議としっくりきたのを覚えています。たけしさんが全身で放たれる孤独、後悔、情熱、慈愛、また山田さんが作り上げた生き写しのような佐久間は見応えという言葉では足りないくらいです。どうぞ静かに、じっくりとご覧頂けたら嬉しいです。