映画『ジェーン・ドウの解剖』が、5月20日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
同作は、遺体安置所を舞台にしたホラー作品を上映する松竹メディア事業部の企画『戦慄の<遺体安置所(モルグ)>ネクロテラー』の第1弾。アメリカ・バージニア州の田舎町を舞台に、検死官トミーと息子のオースティンが、一家が惨殺された家屋の地下から裸で発見された身元不明の女性「ジェーン・ドウ」の解剖を進めていくうちにある事実が判明し、怪奇現象が次々に発生するというあらすじだ。R15+指定となっている。
トミー役に『ボーン・スプレマシー』『猿の惑星:創世記』などに出演のブライアン・コックス、父と共に遺体安置所と火葬場を経営しているオースティン役に『ローン・サバイバー』『イントゥ・ザ・ワイルド』などに出演のエミール・ハーシュがキャスティング。監督は、映画『トロール・ハンター』などを手掛けたノルウェー出身のアンドレ・ウーヴレダルが務めた。
製作陣は実際にロサンゼルス郡遺体安置所を訪れたという。肺を取り出すために肋骨を断絶する音や、リアルな映像で描かれた解剖シーンも見どころのひとつとなる。ハーシュは「これまで本物の遺体を目にしたことはなかったのに、遺体安置所に行ったあの日だけで500体も見たんだ!解剖も見学したよ。遺体の頭がい骨をノコギリで切って脳みそを取り出したり、胸を開いたりする様子をね」とコメント。