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2017MotoGP開幕戦カタールGP初日:ヤマハのビニャーレスが首位発進

2017年03月24日 04:11  AUTOSPORT web

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マーベリック・ビニャーレス/モビスター・ヤマハMotoGP
MotoGP第1戦カタールGP、MotoGPクラスは、カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで1日目フリー走行を行なった。

 ナイトレースでレースウイークが4日間の変則スケジュールで行なわれるカタールGPの初日だが、MotoGPクラスはフリー走行1回目のみが行なわれた。

 気温、路面温度共に22度のドライコンディションでフリー走行1回目は行なわれたが、湿度67パーセントとやや高めで、路面はやや砂が浮いた状態だった。

 セッション序盤をリードしたのはマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスは開始6分すぎにリーダーボードのトップに立つ。

 マルケスは続く周回でもファステストを更新するが、その直後にアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)がマルケスを交わしてトップに浮上した。

 ドビジオーゾは2周連続でファステストを更新したものの、開始14分すぎにマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がトップに立ち、そのままセッションをリードする。

 終盤に入り、残り5分を切ったところでホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がトップに浮上する。

 しかし、ビニャーレスも終盤のアタックで2周連続でファステストを更新。ビニャーレスは1分54秒316で初日をトップで終え、オフィシャルテストからの好調さを証明した。

 2番手に終盤のアタックで1分54秒912のベストを記録したマルケスが続き、3番手に1分55秒210でダニ・ペドロサ(ホンダ)。テストから好調だったMotoGPルーキーのジョナス・フォルガー(ヤマハ)が1分55秒587で4番手とインディペンデントチーム勢のトップ、ルーキーのトップで初日を終えた。

 一時トップに立ったロレンソは、1分55秒607で5番手に。ロリス・バズ(ドゥカティ)が1分55秒624で6番手に続き、セッション序盤にマシントラブルに見舞われたカル・クラッチロー(ホンダ)は、スペアマシンに乗り換え、1分55秒639で7番手に。

 8番手に1分55秒792でヨハン・ザルコ(ヤマハ)が続き、ルーキー勢2番手。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分55秒799で9番手。10番手に1分55秒872でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が続いた。

 ドビジオーゾは序盤に記録したタイムを終盤に更新することができず、1分55秒873で11番手、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が1分56秒027で13番手、アレックス・リンス(スズキ)が1分56秒502で18番手。

 フル参戦デビューのKTMを駆るポル・エスパルガロ(KTM)は1分57秒630で21番手。サム・ロウズ(アプリリア)はセッション中盤に9コーナーで転倒、1分57秒887で22番手。ブラドリー・スミス(KTM)は1分58秒114で23番手で初日を終えた。