2018年1月6~20日に行われるダカールラリーの概要が発表され、ペルーが2013年大会以来にルートへ組み込まれることとなった。
2018年のダカールラリーは40回目、南米でも10回目の大会という節目のイベント。来年はペルーとボリビア、アルゼンチンの3カ国をまたぐ形で行われる。
5年ぶりにダカールラリーに復帰するペルーに関しては、ペルー政府が2017年大会終了後に実施を要望。2018年はオープニングステージを務めることとなった。
大会はペルーの首都、リマからスタートし、ボリビアを目指してアンデス山脈へ。その後、両国の国境にまたがるチチカカ湖沿岸を走行して、ボリビアへ入国。立法府などがあるラパスを目指す。
全14ステージ、15日間に及ぶ戦いの終着点はアルゼンチン第2の都市、コルドバだ。
ダカールラリーのディレクターを務めるエティエンヌ・ラビーンは「来年1月の第40回ダカールラリーは、新たな世界観をお届けする」と語っている。
「ボリビアではチチカカ湖周辺で複数のステージを行う。休息日はラパスで取り、その後は高原地帯のアルティプラーノを越えることになる」
「アルゼンチンのステージはダカールに新たな形をもたらすだろう。ここでは広大で多種多様な地形がステージに設定されている」
「戦いはアルゼンチンのコルドバで幕を下ろす。初めてフィニッシュを飾る場所だが、ダカールの表彰式を行うにはふさわしい場所だ」