市販車はもちろん、モータースポーツ界ではお馴染みの高性能エンジンオイルメーカーのモチュールは3月22日、2018年ダカールラリーの公式潤滑油パートナーに就任したと発表した。
ダカールラリーは南米3カ国を舞台に、山岳地帯や平原、砂漠など約9000kmに及ぶ道なき道を15日間で駆け抜けるイベント。
世界一過酷なラリーと称されるこのイベントには毎年、全世界から100を超えるチームが参加。ラリーカーやバイク、トラックなど、クラス毎にさまざまなマシンが出場し、伝統のラリーに挑んでいる。
そんなダカールラリーの公式パートナーとなったモチュールは、今年1月に行われた2017年大会において、エンジンオイルを供給するトヨタ車体と、ポラリス・エクストリームプラスのクラス優勝に貢献。
また、長年に渡りバイク部門を戦うホンダファクトリーレーシングチームをサポートしている。
モチュールの公式パートナー就任に伴い、出場する各チームは、多くのモータースポーツカテゴリーへの技術支援を通じて開発された、同社の高性能オイルを使用することになる。
また、出場チームはビバーク(宿営地)にて、MotoGPやルマン24時間などで活躍するモチュールのモータースポーツ技術チームスタッフから、直接アドバイス等を受けることが可能になる予定だ。
さらに、2018年大会に向け、モチュールは主催者と協議を重ね、2018年のダカールラリーの魅力をひとりでも多くのファンに届ける新たなプランを策定しているとのこと。
詳細の発表は後日になるとのことだが、モチュールは「多くのダカールファンと出場チームを魅了できるものと考えている」という。こちらの続報も楽しみに待ちたいところだ。