描き下ろしビジュアルには、主人公のエドワード・エルリックと弟のアルフォンス・エルリックはもちろん、ウィンリィやマスタング大佐など原作で人気のキャラクターたちが集結した。荒川弘が1枚のイラストを描き下ろすのは、2012年9月に完全版『鋼の錬金術師』18巻が刊行されて以来、実に5年ぶりとなる。
原画展では約100点以上のマンガ原稿をラインナップし、物語を読み進めるようにストーリーに沿って展示される。色彩豊かなカラーイラストはもちろん、描き下ろした特製原画などもあり、ファン必見の企画になるだろう。なお3月25日から一般公開されるイベント「Anime Japan 2017」では描き下ろしビジュアルをメインとしたポスターが公開され、12月1日公開の実写映画と原画展の両面チラシも配布される予定だ。
「Anime Japan 2017」のワーナー・ブラザース ジャパン ブース内では、マスタング大佐の劇中衣装が展示される。この衣装は、実写版で役柄を演じたディーン・フジオカが着用したもので、原作のデザインを忠実に再現している。
現在ポストプロダクション作業に入っている曽利文彦監督は「スタッフ、キャスト一同この作品を本当に実写化できると信じて疑わない人々が集まった現場で大いに士気が上がりました。皆さんの期待を裏切らないよう、原作の本質を大切にこの作品を仕上げていきたいと思います」と実写版公開に向けてコメントを寄せた。