F1オーストラリアGPを前に、レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが開幕戦に向けた意気込みを語った。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド
地元に戻ってくるというのはいつだって気分の良いことだし、オフシーズンテストの後には少し日差しを楽しむ時間もあった。母国GPは色んな意味で素晴らしいものだけど、めいっぱい忙しくもある。僕のレースウィークは月曜日に始まって、日曜の夜までノンストップだ。できるだけ多くのイベントに参加したいと思っているけれど、やるべき仕事もまだある。
開幕戦ということで、メディアの注目度がとても高いのは良いことだし、僕がどんなレースをするかを皆が楽しみにしている。毎朝サーキットに到着するたびに、ファンの皆があたたかく出迎えてくれるんだ。彼らはとても熱狂的だね。
今シーズンはグランドスタンドが僕の名前にちなんで、『リカルド・プレミアムグランドスタンド』と名付けられた。そこからはターン3、4、5が見えるようになっていて、なかなか素敵なんだ。うまくやろうというモチベーションにもなるので、ファンにはもちろん手を振ろうと思っている。こんなふうに前向きなサポートを得られるのは素晴らしいことだ。スタンド席のチケットは早々に売り切れたと聞いたよ。
週末はチャンスを生かしつつ楽しんで、ファンが日曜日にお祝いできるようにするつもりだ。
マックス・フェルスタッペン
時差があるから、いつもオーストラリアには早めに到着するようにしている。順応するための時間が少し長めに取れるからね。最初の2、3日はちょっと時差に悩まされるけど、シーズン最初のレースがあまりにも楽しみで、すぐ問題にならなくなる。
メルボルンに行くのは楽しい。素敵な街で環境や天候も良いので、滞在するには素晴らしい場所だ。ヤラ川の近くに良いレストランを見つけたから、時間があるときはそこに夕飯を食べに行くんだ。
開幕戦はどんなときでも心躍るものだ。何もかもが新しくなるから、パフォーマンス面でマシンがどの程度のポジションにいるのかが、まったくわからない。そういった部分がパドックの雰囲気にも映し出されていて、リフレッシュした気分になれる。ダニエルの母国GPだから、彼は間違いなくたくさんの声援を受けるだろう。彼にとって、とても素敵なことだよね。
マシンが最初のフリー走行へ向けてコースに出ていくときの騒がしい感じや、皆の興奮した表情を見るのが待ち遠しいよ。