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NEWS『NEVERLAND』で“夢の場所”へトリップ! ラジオで紹介された手越のお気に入り曲は?

2017年03月22日 12:53  リアルサウンド

リアルサウンド

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 3月22日にリリースされたNEWSの最新アルバム『NEVERLAND』は聴いた瞬間、夢の国へトリップしたような気持ちにさせてくれる作品だ。幻想的な「NEVERLAND」、NEWSらしい爽快感のあるメロディーの「アン・ドゥ・トロワ」、そしておなじみの「EMMA」など、ヒロイズムの楽曲がNEWSの魅力を存分に引き出していく。


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 本作では、m-floの☆Taku Takahashiによるクラブミュージック「Brightest」や、FUZZY CONTROLのJUONがギター演奏も手がけたロックナンバー「BLACK FIRE」、GReeeeNが作詞・作曲したアンセム「U R not alone」など、新しい一面を次々に披露してファンを楽しませてくれている。通常盤には、それぞれのソロ曲も収録。手越祐也の「I'm Coming」は、エロさ爆発。伸びやかな手越の歌声と刺激的な歌詞にシビれる一曲だ。天国の愛猫を歌った小山慶一郎の「ニャン太」は、ペットを持つファンなら胸がいっぱいになる楽曲。加藤シゲアキが作詞・作曲した「あやめ」は、小説を読んでいるかのような美しい情景が脳内に広がる。そして、増田貴久「FOREVER MINE」は山下達郎によるもの。増田の甘く透明感のある歌声が染みる。これは、本作を引っさげたコンサートも、彩り豊かなステージになるのではないかと期待が高まる。


 テンションが上がっているのは、ファンだけではない。メンバーもジャニーズの公式HPで流れたスポットCM MOVIEで「いまだかつてこんなカッコいいアルバムがあったでしょうか。史上最強のNEVERLAND」(加藤)、「なるほど、サイキョーランッ!」(手越)と盛り上がり、仕上がりに自信を覗かせた。


 3月14日放送の『KちゃんNEWS』(文化放送)では、ゲスト出演した手越がお気に入り曲として「BLACK FIRE」をチョイス。「ジャニーズの枠を超えたロックっていうかさ、ホンマもんだなって感じするよね」とコメントし、パーソナリティの小山も「すごいよね。1カ所、完全に手越が完全におかしくなるところがありますからね。でも、手越的にはコレぐらい(声が)張れて、高くて、ブワ~ッいけるやつが気持ちいいんだよね」とアシスト。キレイにまとまったかと思いきや、手越の「見て見て、BLACK FIRE~!」と何やら不穏なボイスが流れる。「やめなさいっつーんだよ、お前。お前のBLACK FIREを、そっから出すなっつんだよ。YKKさんもビックリだよ」という言葉から察するに、おそらくあそこのチャックのことだろう。「あはは、がんばった!」(手越)、「がんばったじゃないよ」(小山)こうして毎回メンバーに翻弄される小山の反応は、いつ聞いても面白い。


 手越の暴走は、もちろんこんなものでは終わらず「男性にオススメのNEWSの曲は?」というリスナーからの質問に「うわ、ムズッ! ちょっとわかんないから俺1回帰るわ」などと自由奔放な振る舞い。その都度「家、帰ってなんで思い出すんだよ、家に何があるんだよ」と丁寧にボケを拾っていく小山が、おかしさを倍増させる。


 だが、さんざんふざけておきながら最後にはしっかりキメるのが、手越のにくいところ。選んだのは「WORLD QUEST」などサッカー関連の応援歌。また『NEVERLAND』からは「ORIHIME」が男性目線の初恋が描かれているので、共感できるのではないかということで挙げていた。また個人的に「Silent Love」も好きだというので、男性にNEWSを普及させたいという方は、ぜひ参考にしてほしい。ちなみに、筆者のお気に入りは「Brightest」。このコラムを書きながらも、ヘビロテ中だ。NEWSのメンバーが持つ個性的な歌声が、それぞれ音の素材となって組み合わさっていく。まるで万華鏡のようで何回聴いても楽しいNEWSが魅せてくれた“NEVERLAND”は、現時点の最強でありつつも、まだまだ進化を遂げていくという予感にあふれている。実に、ワクワクするアルバムだ。(佐藤結衣)