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営業バンも退化した!? 欧州車に国産車が勝てない理由

2017年03月22日 10:41  AUTOSPORT web

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『営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由2』
2015年9月に発売した書籍『営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由』の続編が4月13日に発売されます。道具として扱いやすいクルマを自分で選ぶために、試乗でチェックしたいポイントをまとめた前作に対して、今回は運転で感じる「疲れ」を入口に話を展開します。

 長距離ドライブするとなんとなく疲れるというのは誰しも経験すること。その疲れがどこからくるのかを分析していくと、その原因がクルマにあることがわかります。そう言われてみれば……と心当たりあることばかり。

 全部の欧州車がよくて、国産車がダメということでないにしても、総じて国産車の方がその疲れの要因が潰されていないというのが本書の主張です。

 なぜそういう違いが生まれているのか、開発現場の話にまで踏み込んでいます。

 筆者の専門はダンパーチューニング。その観点から国産車が越えられない壁について詳細に解説していきます。

 道具として扱いやすいクルマの代表として前作では“営業バン”(トヨタ・プロボックス)を取り上げましたが、マイナーチェンジによってその美点は失われたそうです。

 本書で取り上げる道具として扱いやすいクルマの構成要素を並べてみると、それらを“フル装備”しているのはスズキ・ジムニー。

 基本設計が20年近く変わらないこのクルマの中古車流通価格は高止まりしています。ユーザーは「なぜ」が説明できなくてもわかっているんですね。

 ちなみに、最終章で最近の新車でよかったクルマ2台を取り上げていますが、いずれもスズキ。タイアップ記事でも筆者が仕事で関係があるわけでもないことはお断りしておきます。

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 『営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由』は4月13日に発売。価格は税込1512円となっている。

●『営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由2』 詳細ページ
http://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=9456

●Amazonで予約受付中
https://www.amazon.co.jp/dp/4779632595/ref=pd_sbs_14_t_0?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=8RWZA2Z8R3CE2B7HWZPS