4月8~9日に開幕するブランパンGTシリーズ・アジアへ、クラフト・バンブー・レーシングがポルシェ911 GT3 RS、ポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツMRの2台体制で参戦する。
クラフト・バンブーはアジア地域におけるポルシェのテクニカル・パートナーチームとして活動。香港を拠点にTCRインターナショナルシリーズやバサースト12時間、マカオGPなどに参戦している。
そんな同チームが、2台のポルシェをブランパンGTアジアに投入する。GT3クラスに投入する911 GT3 RSのカラーリング、ドライバーラインアップは明かされていないが、現時点でGT3クラスにポルシェを投入するのは、クラフト・バンブーが初めて。
GT4クラスに投入するケイマンGT4をドライブするのは、香港出身のフランク・ユーとシンガポールを中心に活動するフランス人のジャン-マルク・メルリンのふたり。あわせて、マシンカラーリングも発表された。
「GT4は間違いなく大成功するカテゴリーだと思っているし、ブロンズドライバーにとっても理想的なプラットフォームだ」とユー。
「シリーズには絶対的な信頼を置いているし、マシンをチャンピオンシップを争えるだけのパッケージに仕上げる自信があるよ」
「今年初めのドバイ24時間でケイマンGT4をドライブして以来、このマシンを操るのが楽しくて仕方がないんだ。また、ジャン-マルク・メルリンとタッグを組めるのも嬉しい。彼とは何度も耐久レースに出場しているからね」
メルリンは「ふたたびクラフト・バンブー、フランク・ユーとともに戦えることを嬉しく思う」と語っている。
「以前からブランパンGTシリーズに参戦したいと思っていたんだ。今回、シリーズ・アジアへの参戦が決定して本当に嬉しいよ」
「シリーズチャンピオンシップを目指して戦うつもりだが、それと同時に楽しみながらレースを戦いたいね」
2017年のブランパンGTシリーズ・アジアは4月8~9日にマレーシア・セパンで開幕した後、タイや中国、日本を転戦。全6ラウンドで争われる。
日本ラウンドは6月24~25日に鈴鹿サーキットで、8月19~20日に富士スピードウェイで開催される。