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香港拠点の強豪クラフト・バンブー、2台のポルシェで2017年のブランパンGTアジアへ参戦

2017年03月21日 15:21  AUTOSPORT web

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クラフト-バンブー・レーシングがブランパンGTシリーズ・アジアに投入するポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツMR
4月8~9日に開幕するブランパンGTシリーズ・アジアへ、クラフト・バンブー・レーシングがポルシェ911 GT3 RS、ポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツMRの2台体制で参戦する。

 クラフト・バンブーはアジア地域におけるポルシェのテクニカル・パートナーチームとして活動。香港を拠点にTCRインターナショナルシリーズやバサースト12時間、マカオGPなどに参戦している。

 そんな同チームが、2台のポルシェをブランパンGTアジアに投入する。GT3クラスに投入する911 GT3 RSのカラーリング、ドライバーラインアップは明かされていないが、現時点でGT3クラスにポルシェを投入するのは、クラフト・バンブーが初めて。

 GT4クラスに投入するケイマンGT4をドライブするのは、香港出身のフランク・ユーとシンガポールを中心に活動するフランス人のジャン-マルク・メルリンのふたり。あわせて、マシンカラーリングも発表された。

「GT4は間違いなく大成功するカテゴリーだと思っているし、ブロンズドライバーにとっても理想的なプラットフォームだ」とユー。

「シリーズには絶対的な信頼を置いているし、マシンをチャンピオンシップを争えるだけのパッケージに仕上げる自信があるよ」

「今年初めのドバイ24時間でケイマンGT4をドライブして以来、このマシンを操るのが楽しくて仕方がないんだ。また、ジャン-マルク・メルリンとタッグを組めるのも嬉しい。彼とは何度も耐久レースに出場しているからね」 

 メルリンは「ふたたびクラフト・バンブー、フランク・ユーとともに戦えることを嬉しく思う」と語っている。

「以前からブランパンGTシリーズに参戦したいと思っていたんだ。今回、シリーズ・アジアへの参戦が決定して本当に嬉しいよ」

「シリーズチャンピオンシップを目指して戦うつもりだが、それと同時に楽しみながらレースを戦いたいね」

 2017年のブランパンGTシリーズ・アジアは4月8~9日にマレーシア・セパンで開幕した後、タイや中国、日本を転戦。全6ラウンドで争われる。

 日本ラウンドは6月24~25日に鈴鹿サーキットで、8月19~20日に富士スピードウェイで開催される。