市販車はもちろん、モータースポーツ界でも高いパフォーマンスを発揮しているブレーキパーツメーカーのディクセルは、今年4月に開幕する2017年のブランパンGTシリーズ・アジアのオフィシャルパートナーに就任した。
ディクセルは、スポーツカーをはじめミニバンやSUVなど、国産車、市販車を問わず幅広い車種向けにブレーキパッドやシュー、ディスクなどを製造・販売し、ストリート、サーキットを問わず幅広いファンから信頼を得ているメーカーだ。
2017年からスタートするブランパンGTシリーズ・アジアは、欧州で高い人気を博すブランパンGTシリーズのアジア版。“本家”ヨーロッパ版と同様のBoP(性能調整)が施されたGT3マシンやGT4マシンで争われる。
今季は開幕戦マレーシアを皮切りに全6戦で構成され、そのうち2戦は鈴鹿サーキットと富士スピードウェイでの開催だ。同シリーズは、すでに15台以上のエントリーを集めるなど、アジア、日本のチームからの注目の高さを伺わせる。
そんな新シリーズのオフィシャルブレーキパートナーにディクセルが就任。同シリーズに参戦するGT3とGT4マシン全車にブレーキパーツを提供することとなった。
ブランパンGTシリーズ・アジアの選手権マネージャーを務めるベンジャミン・フラナソウィッキは「2017年のブレーキパートーナーにアジアで高い信頼を誇るメーカーを迎えることができて嬉しく思う」と語っている。
「ディクセルはスーパーGTやアジアン・ル・マン・シリーズといった、世界でも屈指の過酷なレースで実績がある。彼ら以外の選択肢はなかったと言っても過言ではない」
ブランパンGTシリーズ・アジアの開幕戦は4月8~9日にマレーシアで行われる。