DTMドイツツーリングカー選手権に参戦するアウディは、イタリア・バレルンガで行われた合同テストに参加。ジュネーブショーでお披露目した新型アウディRS5 DTMをシェイクダウンした。
開幕前2回目となる合同テストで、アウディ陣営はマティアス・エクストロームとニコ・ミューラー、ジェイミー・グリーンを招集。3日間合計で2121キロを走り込んでいる。
エクストロームは3日間のテストで720キロ以上を走破。「新車とは思えない走行距離だ」と手応えを語った。
「テスト中はショートランやロングラン、予選シミュレーションや複数のセットアップなど、さまざまなプログラムをこなした」
「新型DTMマシンのドライビングは、ドライバースキルが試されるね。タイヤが柔らかくなり、空力が削減されたことで、よりチャレンジングになった」
「見応えあるシーズンになることは間違いないよ!」
アウディ・スポーツを率いるディーター・ガスは「DTMのテストは時間が限られている。今回のテストで最終仕様のマシンで走りこむことは、何よりも重要だった」と述べている。
「テスト中、バレルンガは素晴らしいコンディションに恵まれた。言及するべきトラブルなどもなく、3日間を走りこめたことに満足している」
DTMの開幕前最終テストは4月3~6日にホッケンハイムで開催。その後、5月6~7日に同サーキットで開幕戦が行われる。