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ファッションウィーク東京、初参加「ファイブノット」で開幕

2017年03月20日 12:03  Fashionsnap.com

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「5-knot」2017-18年秋冬コレクション Image by: FASHIONSNAP
2017年秋冬シーズンに向けた新作を発表する東京のファッションウィーク「Amazon Fashion Week TOKYO 2017A/W」が3月20日の今日、東京の渋谷ヒカリエで開幕した。トップを飾ったのは、鬼澤瑛菜と西野岳人のデザイナーデュオが手がける「ファイブノット(5-knot)」。「ブランドの世界観を、ショーという大きなスケールで表現したかった」ことから、初参加を決めたという。

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 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(以下、JFW推進機構)が主催するファッションウィークは、冠スポンサーがメルセデス・ベンツ日本からアマゾン ジャパン合同会社(Amazon Japan)に代わり2回目の開催となる。今回初めてAmazon Fashionと連携してサイト内に関連コンテンツを開設したほか、オンラインとリアルを繋げる新たなファッションショーイベント「TOKYO BOX vol. ZERO」と連携するなどBtoC施策を強化しており、より「開かれたファッションウィーク」を目指す。3月20日から3月26日までの期間中、渋谷ヒカリエと表参道ヒルズをメイン会場に、都内各所で50以上のブランドがファッションショーやインスタレーションショー、ウェブなどで新作を披露。「ダブレット(doublet) 」や「ターク(TAAKK)」「ハイク(HYKE)」など17ブランドが初参加となる。
 開幕を飾った「ファイブノット」を手がける鬼澤瑛菜と西野岳人は、文化服装学院卒業後、日本の大手企業でデザイナーのキャリアを積み、フリーランスデザイナーを経て2013年秋冬コレクションで同ブランドを始動。「旅と Vintage」をテーマに、様々な国を旅して出会った風景や街並み、文化、そこにあるヴィンテージアイテムからインスピレーションを得てデザインしたコレクションを発表しているが、今季はモロッコに旅した時のリヤドと呼ばれる宿や、朝食に毎回出てきたというザクロの赤にインスパイアされたといい、オリジナルのザクロ柄がプリントや刺繍等で取り入れられた。ランウェイショーで発表することで「スタイリングの幅すごく広がった」というように、重みのあるウールに対して透け感のあるチュールやメタリックのチュールなど、素材のコントラストやミックス感といったブランドらしさがスタイリングによって際立った。今後もショー形式で発表を続けていきたいとしている。
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