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『X-MEN』シリーズのパトリック・スチュワート 「医療大麻は私には効果がある」

2017年03月18日 19:44  Techinsight Japan

Techinsight Japan

英俳優パトリック・スチュワートの告白が話題に
『X-MEN』シリーズの“プロフェッサーX”としてお馴染みのイギリス人俳優パトリック・スチュワート(76)が、自身の関節炎に言及。その症状や痛みに対処すべく医療大麻を使用していると明かした。ドクターの許可も得ており違法ではないというパトリックは、「おそらく遺伝でこの症状が出たのではないか」「母も手の痛みを訴えていたから」「医療大麻は私には効果がある」とも話している。

このほど俳優パトリック・スチュワートが「関節炎を患っており、その症状に対処すべく医療大麻を使った軟膏やスプレー、食品などに頼っている」と告白した。

「そう、あれは2年前のこと。私はロスにいて、ある医師の診察を受けた。」
「その医師は、私が登録済みの店から大麻商品を法的に購入できるようメモを書いてくれてね。」

それらを使うことで「両手の状態が改善するかもしれない」とアドバイスを受けたというパトリックは、自身の母に触れこう述べている。

「おそらく、遺伝的なものではないかと。私の母の手は、酷くゆがんでいたし、痛みを訴えていたからね。」
「だから私は、(大麻を使用して作られた)軟膏、スプレー、そして食品を購入したんだ。軟膏は、少々不快感を和らげる効果があった。でも脂っぽくて日中には使用できなかったから、夜間のみ使用しているよ。痛みが減る分、眠るのもラクになる。」
「スプレーは、もっと有効だね。指、特に親指の関節に、1日に何度か使用しているんだ。」
「軟膏とスプレーは、硬かった手をずいぶんほぐしてくれた。今なら拳を握ることもできる。この治療を始める前には、できなかったことだ。」

今回この告白をしたのは、医療大麻の効果を検証するオックスフォード大学の研究に協力するためだそう。自分が話すことで「医療大麻の使用に対する偏見がなくなればいい」というパトリックは、『Daily Mail』にこう話している。

「偏見、恐怖、無知。それらによって、英国ではあまりにも長く研究が控えられてきたんだ。この研究は私のような人々、そして何百万という人々に利益をもたらすかもしれないね。」

本当にこれらに効果が期待できるのか、そして医学的根拠はあるのかなどは今後徐々に明らかになるだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)