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スーパーGT岡山公式テスト開幕。最初のセッションはレクサスがトップ6独占

2017年03月18日 12:31  AUTOSPORT web

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KeePer TOM'S LC500
3月18日、岡山国際サーキットで2017年の最初の公式セッションとなるスーパーGT公式テストが幕を開けた。午前9時50分からの最初のセッションでは、KeePer TOM'S LC500が1分18秒149という昨年開幕戦の予選Q1なみのタイムをマークした。

 岡山国際サーキットのファン感謝デーを兼ねたこのスーパーGT公式テストは、2017年に参戦するマシンが一堂に会する注目のテスト。今シーズンの新しいカラーリングをまとったマシンを見ることができるのはもちろん、戦力差もうかがい知ることができる。

 晴れ間も見えるものの、時折雲が厚くなるようなコンディションのなかスタートした午前9時50分からのセッション1では、いつものテストのとおり多くのチームがまずはチェックからスタート。開幕に向けたテストメニューをこなすべく、積極的に走行を重ねていった。

 途中、開始から30分というところでストップ車両が出たため一時赤旗が出たものの、それ以外は中断することなくセッションは進んでいった。そんななか、GT500クラスで好調ぶりをみせたのは、これまでもオフテストでの速さが伝えられていたレクサスLC500勢だ。

 最終的に2時間のセッションでベストタイムをマークしたのは、平川亮/ニック・キャシディ組KeePer TOM'S LC500。2016年チャンピオンのDENSO KOBELCO SARD LC500が2番手につけ、au TOM'S LC500、ZENT CERUMO LC500、WAKO'S 4CR LC500、WedsSport ADVAN LC500と続き、なんとレクサスLC500がトップ6を独占した。

 7番手につけたのはカルソニック IMPUL GT-R。フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが続き、ニッサンGT-R勢が続いた。ホンダNSX-GT勢はARTA NSX-GTが9番手。ミシュラン勢はこのセッションのベストタイムという意味ではS Road CRAFTSPORTS GT-Rが1分19秒996の13番手、MOTUL AUTECH GT-Rが1分20秒285で15番手と、苦しい結果に終わっている。

 GT300クラスは、今季川端伸太朗が加わり、中山友貴とコンビを組むUPGARAGE BANDOH 86が1分25秒693で最速。2番手は久保凛太郎が加わり嵯峨宏紀とコンビを組むTOYOTA PRIUS apr GTと、JAF-GT勢がワン・ツーとなった。3番手には今季Arnage Racingがメンテナンスを担う50号車フェラーリ488 GT3となっている。B-MAX NDDP GT-R、Hitotsuyama Audi R8 LMSがトップ5となった。

 この後スーパーGT公式テストはオープンピット等のファン向けイベントが行われた後、午後2時からセッション2がスタートする。