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JUMP中島裕翔、関西ジャニーズJr. 道枝にどんな“背中”を見せる? ドラマ『母になる』への期待

2017年03月18日 07:23  リアルサウンド

リアルサウンド

リアルサウンド編集部

 4月12日からスタートする新ドラマ『母になる』(日本テレビ系)に、ふたりのジャニーズメンバーが出演することが先日発表された。新たに出演が決定したのは、Hey! Say! JUMP中島裕翔と、関西ジャニーズJr.道枝駿佑だ。道枝は、2014年にジャニーズ事務所に入所したばかりで、まだまだキャリアが浅い。そんな中の抜擢だったためか、Twitterのトレンドにも名前が挙がるほど注目を集めている。


 そんな道枝と共演が決まった中島は、公式HPでこんなコメントをしている。


「今回は後輩の道枝くんもいて、『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)では僕が後輩の立場で出させていただいたんですけど、今度は自分が先輩として背中を見せなければいけない立場になったんだなあと勝手に緊張しています(笑)。道枝くんは肉が好きということなので、一緒に焼肉に行きたいですね(笑)」(引用:公式サイト)


 『野ブタ。をプロデュース』に出演した時、中島は12歳。亀梨和也演じる主人公・桐谷修二の弟 桐谷浩二役を演じ、天使のように可愛らしい姿で多くのファンを虜にした。小学校5年生の役ということで実年齢とも近く、無邪気な弟を自然に演じる演技が好印象だった一方、転校することに不安を覚える演技をするなど「演じ分け」も行ない、頭角を現しはじめていた。


 そこから着実に演技のキャリアを積み、『半沢直樹』(TBS系)で「中島裕翔」という名前を広く知らしめることになる。半沢を慕う中西英治役で「誰が見ても入行2年目の若手」という感想を持つ演技を見せ、世間からの評判も上々だった。その後も『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)、『水球ヤンキース』(フジテレビ系)、『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)、『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(フジテレビ系)など、次々とヒット作品に出演。ここ数年では主演を務める機会も増えてきた。ネット上でも「ジャニーズだと気付かなかった」「感情移入できる」と絶賛の声が挙るほど、確固たる演技力を身に付けている。


 そんな中島は、演技のキャリアを積んできたことでその魅力に惹かれているようだ。2016年1月5日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)に出演し、「2016年はここを見て!」というテーマで書き初めをした際にも、『アイドルっぽくない自分』と発表。「お芝居がすごく楽しいということに気付いて、芝居するにはアイドルのイメージを捨てて俳優になりたいな、と…」とコメントをしていたほど、演技に対して熱が入っているのだ。


 『母になる』で共演する道枝は、まさに『野ブタ。をプロデュース』に出演した時の中島と同じような状況だ。まだまだ演技の経験は浅い。中島にはジャニーズの先輩として、俳優の先輩として、道枝をうまくフォローしていってほしい。「どう演じるか」という点についてはもちろん。「演技の楽しさ」の部分もぜひ道枝にレクチャーしていってほしい。道枝も「出演が決まった時は、とび上がるほど喜びました。」「先輩の裕翔くんとご一緒できるので、背中を見ながら頑張りたいです。」(引用:公式サイト)と、作品に対する意気込みを見せており、彼の演技にも注目が集まるだろう。新しい演技派ジャニーズが、『母になる』で生まれるかもしれない。(文=高橋梓)