曙ブレーキ、2017年のモータースポーツ活動計画を発表
曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)は、2017年のモータースポーツ活動計画を発表しました。
■Formula 1
akebonoは2007年よりマクラーレンチームへオフィシャルサプライヤーとしてブレーキを供給し、世界最高峰のモータースポーツフィールドにおいて高性能への挑戦を続けてきました。
2014年にはパートナーシップ契約を強化し、マクラーレンチームのテクノロジーパートナーとなりました。マクラーレンとの協力体制は今年で11年目を迎えます。
2017年にブレーキを供給する新型マシン「MCL32」のリアウイングの内側には、akebonoのロゴが掲出されています。
2017年も引き続きテクノロジーパートナーとして、更なるブレーキ技術の開発と精錬を重ねていきます。
チーム名:McLaren-Honda(マクラーレン・ホンダ)
車両名:MCL32
提供部品:ブレーキキャリパー、マスターシリンダー、ブレーキバイワイヤ油圧ユニット
■FIA世界耐久選手権(WEC)
2012年より開催されているFIA公認の世界耐久選手権です。akebonoは、2013年よりトヨタチームにブレーキキャリパーを供給しています。
2017年は改良型「TS050 HYBRID」にブレーキキャリパーを供給します。
チーム名:TOYOTA GAZOO Racing
車両名:TS050 HYBRID
提供部品:ブレーキキャリパー
■ニュルブルクリンク24時間耐久レース
世界でもっとも過酷と言われるツーリングカー耐久レースです。akebonoは、2010年からGAZOO Racing 「LEXUS LFA」向けに供給を行ってきました。
今年の第45回ニュルブルクリンク24時間耐久レースでは「LEXUS RC」にブレーキを供給します。
チーム名:TOYOTA GAZOO Racing
車両名:LEXUS RC
提供部品:ブレーキキャリパー、ブレーキパッド
akebonoは2002年よりモータースポーツ活動を通じて、ブレーキ技術の開発と精錬を重ねてきました。
モータースポーツ活動は、高性能ブレーキ用素材、構造および表面処理技術などの研究開発に活用されるとともに、エンジニアの育成にも大きく貢献しています。